「今度受ける健康診断で糖尿病に引っ掛かると大変だから、2~3日食事を控えて、血液検査の値を良くしよう」と考えている方も多いことでしょう。 しかし、検査前の2~3日間、食事を控えても、健康診断で血液検査を受けると、普段の血糖値が高いことが、簡単にバレてしまいます。 「空腹時血糖値が低いのに、何で再検査なんだろう?」と頭をかしげている方も多いのではないでしょうか。 普段の高血糖がばれてしまった原因は、「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」という検査項目が高かったからです。 あなたの普段の食生活の不摂生を暴露してしまうこの「HbA1c」について、今回は説明していきます。 ...
糖尿病の判断基準
自分でチェックできる糖尿病の5つの自覚症状
薬剤師である私は、患者さんから「糖尿病の症状を教えてほしい」と聞かれることがよくあります。多くの方が、自分は糖尿病ではないかと不安を感じているようです。 そこで今回は、糖尿病になってしまった時の自覚症状についてお話していきます。 糖尿病になってしまった時には、5つの自覚症状が現れるのです。 糖尿病5つの自覚症状 糖尿病の判断基準としては、以下の5つの自覚症状が重要となります。 ① 尿の量やトイレの回数が多くないか? ② のどが渇かないか? ③ 食べてもすぐにお腹がすかないか? ④ だるくて疲れやすくないか? ⑤ よく食べているのに体重が減っていないか? 私は患 ...
検査値から糖尿病かどうか判断できる2つのポイント
健康診断などで血液検査などの結果が渡されると自分が糖尿病なのかどうか? 不安に感じる方も多いかと思います。 数ある検査項目の中で、「血糖値」「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」の2つを見れば糖尿病かどうか判断できます。 このページでは検査値と糖尿病の診断基準について説明していきます。 糖尿病とは? そもそも糖尿病とは、慢性的な高血糖状態のことをいいます。つまり、糖尿病は「慢性的に血液の中のブドウ糖の濃度が高い状態」のことです。 そのため糖尿病と診断するには、2つの基準を満たさなければいけません。その2つとは「実際に高血糖であること」と「高血糖状態が慢性的であること」で ...