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糖尿病を引き起こす2つの原因とは?

糖尿病を引き起こす2つの原因とは?

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健康診断の結果を見て、「このままでは糖尿病になってしまうかもしれない」と不安を感じている方も多いかと思います。

では、糖尿病を発症する原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

その答えは、「遺伝」と「生活習慣」です。

このページでは糖尿病を発症する原因について説明していきます。そして、糖尿病の発症の原因を理解することで、あなたは糖尿病の発症を予防することができるようになります。

糖尿病の種類

はじめに、糖尿病の種類について説明しておきます。糖尿病には1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病、その他の糖尿病の4種類があります。それぞれの糖尿病において発症の原因は異なります。

しかし実際には、日本人の糖尿病患者の90%が2型糖尿病のため、このページでは2型糖尿病の発症の原因について説明をしていきます。

糖尿病を発症する2つの原因

2型糖尿病は、もともと遺伝的要素のある人に、生活習慣の要因が加わって発症します。遺伝的要素がある人は、遺伝的要素がない人に比べて糖尿病を発症しやすいです。

しかし、遺伝的要素があるからといって、必ず糖尿病を発症するとは限りません。遺伝的に糖尿病を発症しやすい要素を持っている人も、生活習慣を見直していけば、発症を予防することができます。

自分は糖尿病の遺伝的要素を持っているのか?

前述したように、糖尿病を発症しやすい人には、特定の遺伝子があることがわかっています。では、どうすれば自分が特定の遺伝子を持っているのかを調べることができるのでしょう?

病院に行って遺伝子検査を実施することは容易ではありません。そのため、「自分が遺伝的要素を持っているかどうか?」を現実的に判定する方法は、身内に糖尿病の方がいるかどうかを調べることです。

自分の身内や先祖の方の中に、糖尿病の方がいるかどうかを調べておきましょう。もし糖尿病の方がいるならば、あなたも糖尿病の遺伝子を持っている可能性が高いです。

もしあなたの身内や先祖に糖尿病の方がいたとしたら、あなたは必ず糖尿病を発症するのでしょうか?

遺伝的要素持っているからといって、すべての方が糖尿病を発症するわけではありません。なぜなら、糖尿病の発症には生活習慣の要因が大きな割合を占めるからです。繰り返しになりますが、糖尿病の遺伝的要素を持っている方に、生活習慣の要因が加わることで、初めて糖尿病は発症します。

そのため、遺伝的要因を変えることができなくても、生活習慣を見直し、生活習慣の要因を取り除けば糖尿病の発症を予防することができるのです。

それでは、糖尿病を発症させる原因となる生活習慣には、どのようなものがあるのでしょうか?

糖尿病の原因となる生活習慣

糖尿病発症させる主な生活習慣には、肥満、食生活の乱れ、運動不足、ストレス、睡眠不足、喫煙があります。

これらの中で、糖尿病を発症させる主な原因となる生活習慣は「肥満」「食生活の乱れ」「運動不足」の3つです。

この3つの生活習慣が、どのように糖尿病を発症させるのかを説明する前に、糖尿病を発症させる生理学的な仕組みについて説明をしておきます。この仕組みを理解しておくことで、生活習慣の要因によりなぜ糖尿病を発症させてしまうのか、を理解しやすくなります。

糖尿病を発症させる生理学的な2つの原因

糖尿病は、すい臓からのインスリンの分泌が少なくなってしまう「インスリン分泌障害」とインスリンの効きめが悪くなる「インスリン抵抗性」の2つが主な原因で発症します。

糖尿病とは「血液の中のブドウ糖の濃度が高くなってしまう病気」です。

健康な人の体では、食事をして血糖値が上がると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌されて、血糖値を下げてくれます。

しかし、すい臓が弱っていて、インスリンの分泌が少ないと、食事をして血糖値が上がっても血糖値を正常値範囲内に下げることができません。これが「インスリン分泌障害」です。

一方、同じ量のインスリンが分泌されていても、体の組織でのインスリンの効きめが悪くなっている場合があります。この状態のことを「インスリン抵抗性」と言います。

インスリン抵抗性が高い状態だと、食後に血糖値が上がりインスリンが分泌されても、インスリンの効きめが現れないため、血糖値が下がりません。

これらの「インスリン分泌障害」「インスリン抵抗性」を理解した上で、それぞれの生活習慣の要因について説明していきます。

生活習慣① 肥満

1番目に肥満について説明します。

健康診断などで、お腹の周りを測られたり、体重と身長をもとにBMI(ボディ・マス・インデックス)の数値などを算出されたりした方も多いと思います。腹囲やBMIは肥満の指標となります。

なぜ肥満になると、糖尿病になりやすいのでしょうか?

そもそも肥満とは、体内に脂肪細胞が増えることです。この脂肪細胞が増えてしまうと、インスリン抵抗性が高まってしまうことが科学的にわかっています。

そのため肥満になり脂肪細胞が増えてしまうと、インスリンの分泌がきちんとあっても、インスリン抵抗性が高いために血糖値が下がらなくなってしまうのです。

生活習慣② 食生活の乱れ

二番目に、食生活の乱れが挙げられます。

食生活の乱れとは、必要以上にたくさんのものを食べたり、カロリーの高いもの・甘いものを好んで食べたり、短時間にガツガツ食べたりすることです。

ここでのポイントは、「カロリーが高いもの」「糖質の多いもの」「短時間にいっぱい食べること」の3つです。

カロリーが高いということは、食べる量が多いということです。3大栄養素である炭水化物、タンパク質、脂質のどれも、過剰に摂取すれば、最終的には体内に脂肪として蓄えられ肥満を招きます。

肥満は、先程説明したように、インスリン抵抗性を上げてしまいます。

次が糖質の多いものを沢山食べることです。

食後の血糖値を上げるのは糖質だけであることが分かっています。糖質とは、砂糖やケーキなどの甘いものはもちろん、ご飯やパンなどの甘くない主食も含まれます。ちなみにご飯1膳は、ショートケーキ1個分の糖質に相当します。

最後が短時間にいっぱい食べることです。

食事をすると、血糖値は上昇します。同時に、インスリンも分泌されます。食後の血糖値の上昇に対して、インスリンの分泌量がキチンと合致していれば、食後の血糖値は正常値範囲内で下がっていきます。

しかし、一気にたくさん食べてしまうと、血糖値が急激に上昇してしまい、インスリンの分泌が間に合わなくなってしまいます。その結果、血糖値が高くなってしまうのです。

生活習慣③ 運動不足

3番目の生活習慣は運動不足です。

なぜ運動不足だと糖尿病になるのでしょうか? それは脂肪が増えてしまうからです。脂肪が増えてしまうと、インスリン抵抗性が高まってしまいます。その結果、血糖値が高くなり糖尿病となってしまいます。

脂肪が増えてしまう大きな理由は、「運動による脂肪の燃焼が少ないこと」と、運動しないことで「脂肪を燃焼しにくい体質になってしまうこと」の2つです。

運動をすると、脂肪を蓄えている脂肪細胞の脂肪が分解されて、血液の中に脂肪酸という物質が放出されます。この脂肪酸は、筋肉内でエネルギー源として消費されます。

さらに運動時は、血流量が通常の5倍程度増加するため、より効率的に筋肉で脂肪酸を消費することができます。

つまり運動をしなければ、脂肪細胞の脂肪を分解して消費する量が減ってしまいます。その結果、脂肪がたまってしまうのです。

また、定期的に運動している人の筋肉の中には、ミトコンドリアという脂肪酸を燃焼する器官が多くなっています。

ミトコンドリアは、細胞の中で脂肪酸を燃やしてエネルギーに変えてくれる器官です。例えると脂肪酸を燃やしてエネルギーを生み出してくれる発電所のようなものです。このエネルギーによって、筋肉は収縮することができます。

同じ筋肉量であっても、定期的に運動をしている人は筋肉細胞内のミトコンドリアの数が多いため、定期的に運動をしていない人に比べて、より効率的に脂肪を燃やすことができるのです。

つまり定期的に運動していない人は、死亡効率よく消費することができません。そのため、体内に脂肪が多くなり、インスリン抵抗性が増してしまい、高血糖となり糖尿病を発症します。

糖毒性という負のスパイラル

ここまで、糖尿病を発症する原因となる生活習慣について説明してきました。肥満、食生活の乱れ、運動不足が糖尿病の大きな原因であることはわかっていただけたと思います。

しかし、糖尿病の本当の怖さはこの先にあります。それは、「糖毒性」と呼ばれているものです。

糖毒性とは「高血糖が続くと、高血糖自体がインスリン分泌障害とインスリン抵抗性を増大させ、さらなる高血糖を引き起こすこと」です。高血糖であることが、高血糖の原因を作り出し、さらなる高血糖を引き起こしていきます。この悪循環に陥ってしまうと、糖尿病の発症へと一気に突き進んでしまいます。

この負のスパイラルを断ち切るためには、たとえ遺伝的な要素を持っていたとしても、生活習慣を見直すしかありません。しかもできるだけ早い段階で、生活習慣を変えることが非常に大切なのです。

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